@article{oai:rissho.repo.nii.ac.jp:00010046, author = {原, 将也 and HARA, Masaya}, journal = {地域研究, REGIONAL STUDIES}, month = {Mar}, note = {本稿では茨城県土浦市において,レンコン農家によるハス田の環境認識とレンコンの収穫時期に着目してレンコンの栽培方法を詳述し,土浦市が日本最大のレンコン栽培地として発展し,現在まで維持されている要因について明らかにしている.同市では,高度経済成長期の東京都市圏拡大にともなうレンコンの産地移動と1970年の米の減反政策をきっかけに,イネからレンコンへの転作が起きた.霞ヶ浦湖岸の強湿田が,レンコンの生育に適していたのである.レンコン農家は,作土層の深さからハス田を区別している.作土層が浅い田では,レンコンの表面が傷つく前に早めに収穫する.深い田では良質なレンコンが生育し,年末に収穫される.農家は,ハス田の作土層の深さに応じてレンコンの収穫時期を調整し,レンコンを出荷する.土浦市では,個々の農家がハス田とレンコンの特性,市場や消費者の要求を把握し,ハス田の環境を生かした収穫戦略を展開している., 研究ノート}, pages = {1--11}, title = {茨城県土浦市におけるレンコン栽培―農家によるハス田の認識と収穫時期に着目して―}, volume = {59}, year = {2019} }