@article{oai:rissho.repo.nii.ac.jp:00010207, author = {谷岡, 重則 and TANIOKA, Shigenori}, issue = {3}, journal = {立正大学教職教育センター年報}, month = {Mar}, note = {「平和のための学習」とは、平和に関する学習ということではなく、平和創造のための主体形成という意味が込められた概念である。戦後75年を経て、今日の平和学習に取り組む主体と学び手をめぐる環境条件は大きく変化している。戦争体験に直接的に依拠することが困難になり、住民の生活環境は、暮らしと経済のグローバル化、新自由主義化による貧困と格差、人権侵害など構造的な社会問題が深刻化した。平和学習のテーマや課題も、多様な領域における、「構造的暴力」、人権問題として捉えられるようになった。その反面では、平和学習の課題が細分化されることで拡散してしまう状況が生まれてきている。本稿の目的は、平和学習の今日的な争点となっている、1)歴史認識と戦争体験 2)核兵器の廃絶 3)持続可能な社会づくりと原発問題 4)戦後日本国憲法と平和主義という4つのテーマを取り上げ、住民の平和学習の実践史を通して、今日的な学習課題と公民館など社会教育実践の在り方を探求することである。}, pages = {87--97}, title = {地域における平和学習の歩みと課題 ―住民の平和学習実践史から学ぶ―}, year = {2022} }