@article{oai:rissho.repo.nii.ac.jp:00005696, author = {大津, 悦夫}, journal = {立正大学心理学研究所紀要}, month = {Mar}, note = {2010年度に教員養成に関わる専門職大学院として教職大学院が開設された。教職大学院は「新人教員の養成」と「スクールリーダー(中核的中堅教員) の養成」の2つの目的をもっている。ここでは、中央教育審議会の答申や教職大学院の実態に基づき、養成のためのカリキュラムの検討を行った。教職大学院では、その目的を達成するために5領域にわたる科目を設定するとともに、実践的な指導力を養成するために実務家教員をおくことや連携協力校を設けることが義務づけられている。カリキュラム上では今後の課題とすべき点が幾つか見受けられる。教科についての指導力量をつける上での教科の専門的知識の位置づけが弱いこと、実践と理論の「往還」を援助するための実務家教員の果たす役割への期待が高いこと、そのことと研究者教員の役割との関連が不明確なこと等である。また、教員養成制度上でも新たな問題をもたらす可能性があり、この制度についての慎重なる検討が必要であると思われる。}, pages = {15--26}, title = {教職大学院のカリキュラムについての検討}, volume = {9}, year = {2011} }