@article{oai:rissho.repo.nii.ac.jp:00006714, author = {苑, 志佳 and Yuan, Zhijia}, issue = {1}, journal = {経済学季報, THE QUARTERLY JOURNAL OF RISSHO ECONOMICS SOCIETY}, month = {Jul}, note = {2000 年以降,中国企業の対日直接投資は増加傾向にある.本論文は中国企業に よる対日M&A(合併・買収)直接投資の効果を検証する研究である.本論文は国 際経済学の分析視点をとり,国際間M&A 研究に関わるPMI の概念を借用して 独自の分析枠組み(3 カテゴリー,7 項目)を再構築した.この分析枠組みに基づ いて本論文は対日M&A 投資を行った中国企業7 社を対象に分析を行った.本論 文の検証によって,もっとも重要な事実発見は3 点あった.(1)中国企業による 対日M&A 投資効果に大きな影響を与えるPMI は,3 つの項目―有形戦略型 資産の統合,無形戦略型資産の統合,グローバル展開のための拠点としての統合 ―に集中している.これに対して,(2)対日M&A 投資効果に限定的な影響を 与えたPMI として,3 項目―ローカル参入のための拠点としての統合,子会社 経営陣の現地化の有無,日本市場中心への統合―が挙げられる.そして,(3) M&A 完成後の投資効果に中間的な影響を与えたPMI は,中国市場中心への統 合という統合項目だけである.}, pages = {1--35}, title = {中国企業による対日M&A の投資効果に関する一考察―新たなPMI 枠組みによる検証―}, volume = {70}, year = {2020} }